看護職と当事者家族の交流会を実施しました│2023年11月


2023年11月19日(日)、一般社団法人Nurser for Nurse様のご協力のもと「医療的ケア児・重症児等の当事者ご家族と看護職の交流会〜お互いの声を聴いてみよう〜」と題した交流会イベントを開催しました。関東、近畿、九州・沖縄地方など全国各地から、たくさんのご家族および看護職、看護学生にオンラインでご参加頂きました。

交流会チラシ

詳しい開催報告は、一般社団法人Nurse for Nurse様の記事より、ぜひご覧ください。

前半パートでは、当事者家族を代表して、みかんぐみより2名(未就学児の母親、小学生の父親)が「家族の生活と看護職との関わり」について発表させて頂きました。

後半のブレイクアウトルームでのお話も、時間が足りなくなるほどに盛り上がりました。

全体を通じて看護職の皆様のお取組み・想い・葛藤などを伺い勉強になったことは勿論、こんなにもあたたかいサポーターがいるのだと希望を持つことができました。

「医療的ケア児」「重症心身障害児」と言われる子供たちとその家族には、当たり前ですが、百人百様のストーリーがあります。子供の疾患の状況、家族の状況、想い、社会資源もご家庭によって幅があり、それゆえに支援の難しさや迷いがあるのだろうと看護職の皆様のお気持ちに想いを寄せることができました。それは真摯に向き合おうという志がある方であればあるほど、かもしれません。

看護職お一人おひとりのお声に私たちも耳を傾け、頼りにさせて頂き、よりよい関係を作る参考にさせて頂きたいと感じました。

子供の成長を共に見守って頂くパートナーとして、看護職がまだまだ必要とされています。ご参加頂いた皆様が、それぞれの持ち場でご活躍されることを心から願っております。

なお、本事業は「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン 重症児等とその家族に対する支援活動応援助成」を受けて実施しています。ご寄付いただいた皆様に感謝申し上げます。