【杉並区】令和4年度予算に「医療的ケア児」の支援盛り込まれる!


一昨日(1/31)に来年度の杉並区予算案についての区長記者会見がありました。この時の資料と動画は区のホームページから見ることができます。https://www.city.suginami.tokyo.jp/news/r0401/1070204.html 

皆様にご報告したいのは、予算案の目玉事業として医療的ケア児への支援が盛り込まれていることです。資料15ページに、学童クラブの「質の向上」として、「医療的ケア児への対応や、教育・福祉の連携策の具体化など、民間領域では直ちに担うことが困難な新たな区民ニーズに的確に対応して いきます。」と記されています。そして、子ども分野の施策のところで(29ページ)、保育園・学童クラブ・学校への医ケア児受け入れと相談体制の整備をはっきり書いていますそして皆様にぜひ見て頂きたいのが、区長記者会見の動画(Youtube)です。https://youtu.be/5_WMHvTUy9Q

29分あたりの記者からの質問に対して、37分から医療的ケアについて区長は熱を込めて答えています。そして43分位からの区長のスピーチは必聴です!!

保護者の声を聞いた上で、現場に実情を聞いてみると、受け入れ実現はそう簡単ではないとわかった。だが困難な状況はありつつもこの施策は必要と考え、計画化したと語っています。また、保育園・学童クラブとも直営を軸に行うということをはっきり言っていることにも驚きました。ここまで区長の心を動かしたのは、みかんぐみ会員等によるアンケートや要望を元にした、一連の要請行動の成果が大きいと思います。

また医療的ケアというキーワードに関心を寄せ、議会で取り上げて頂いた議員さんや、同様の主旨にて連帯し行動した関係団体の協力も大きかったと思います。もちろん、医ケア児支援法を背景としながらも、自治体の計画に盛り込むには、区担当部署の職員の尽力も欠かせません。

そして、こうしたみかんぐみの活動を見守り支援して頂いている皆さんには、心より感謝いたします。
計画実現に向けて、引き続き努力してまいりたいと思います。
皆様の一層のご協力をよろしくお願いいたします。