【要望書】東京都宛に保護者の就労継続についての要望書を提出いたしました


10月26日(火)に東京都福祉保健局および東京都教育委員会宛に「医療的ケア児・肢体不自由児の保護者の就労支援を求める会」より、「医療的ケア児・肢体不自由児の保護者の就労継続についての要望書」が提出されました。(要望内容詳細は、こちらからご覧下さい。福祉保健局宛/ 教育委員会宛

同会は、昨年11月25日にも東京都知事宛に要望書を提出しています(2020年11月27日のお知らせをご参照ください)。

みかんぐみは、事業内容の一つに「障害児者(医療的ケア児者を含む)とその家族のための就労支援事業」を掲げており、同会の要望内容に賛同し、要望書に連名しています。前回に引続き代表理事が提出の場に立ち会いました。

前回の都知事への直接の要望もあり、都の独自の支援が開始したものもありますが、未実現のものや、支援の拡充をもとめて、今回改めて関係部局へ要望しました。みかんぐみ会員の2名も提出団体のメンバーとして立ち会い、当事者の声を直接伝えました。医ケア児支援法の施行もあり、東京都福祉保健局、教育委員会とも法の趣旨をふまえ、自治体の役割・責務を認識し、丁寧に意見を聞いて下さいました。

また、12月7日の東京都議会本会議にて、今回の要望をふまえた代表質問が行われ、都知事より放デイ向け支援の拡充や在宅での支援を行っていくとの回答がありました(※)。今まで以上に就労継続が可能となるご家族が増えることが期待されます。
※詳しくは、東京都議会録画をご覧下さい。(質問/2:37:42~、知事回答/3:15:00~、教育庁回答/3:40:15~ )

医ケア児支援法の施行以降、世の中の流れが変わっていると感じます。障害児者だから、障害児者の家族だからと就労を諦めることがなくなる世の中を目指して、みかんぐみとしても活動を続けてまいります。