7月11日、『アロマタッチケア』のイベントを行いました。
講師の木野先生、佐野さん、小川さんとは約1年振りの再会です。
「元気だった?」 「大きくなったね〜!」
子ども達一人一人に声を掛けてまわる木野先生。 今回も助手を務めて下さる佐野さん、小川さんも、 変わらぬ優しい笑顔です。
まずはママ達に先生方が背中にタッチング。
「去年、 アロマタッチを経験した人は、 去年の自分を思い出してみましょう。 その自分と今年の自分と比べてみましょう。」
そう言われた時は、 去年の事なんか思い出せないよ~・・・、と思っていたのですが、 先生方に優しく背中をタッチされると、 とたんにふわーっと心が去年の自分にリンクしました。あの時の、 頑張らなくちゃと張り詰めていた気持ちが一気に押し寄せてきまし た。
今の自分は?
一年間、一緒に活動してきた仲間への信頼感が増し、 肩の力も抜けています。みんなもそうだといいな!
今日のイベントの雰囲気も、そんな気分を反映してか、 とてもゆったりリラックスムード。
タッチングの効果を改めて実感し、次は子ども達へ。
今回先生は絵本や楽器も取り入れて、 子ども達の様々な感覚を刺激します。
ころころと球が転がるリズミカルな絵本の読み聞かせに合わせて先 生が鳴らす澄んだ音色は、子ども達をグングン引きつけました。 その子ども達の集中する様子には先生も驚いていました。
次に先生が読んでくれたのは
『だいじなだいじなぼくのはこ』
はこの中には力が入っている。それがどんな力なのか、 まだ誰にもわか らない。それは、お父さんにも、お母さんにもない、 わたしだけのもの。うまれてきたときに、 わたしだけが持ってきた、わたし用の力。
そして配られた、 先生お手製の愛らしいものはアロマオイルの良い香りがする、 小さなニットのにぎにぎと、子ども達ひとりひとりのための箱。
先生が、糸から選んで作ってくれたにぎにぎは、 ずっと一緒に旅してきた相棒の様に、 子ども達の手の中にすっぽりと収まりました。私にはそれが、 ちっちゃな妖精のように見えました。
箱にはひもが付いていて、ママに少し手伝ってもらえば、 ひょいと手を引っ掛けて、 子ども達みんなが自分でふたを開けられるように工夫されていまし た。
中には何が入っているんだろう?
ワクワクしながらふたを開けると、大輪のペーパーフラワー!!このお花からも、良い香りが広がります。
今はまだ、どんな力をみんなが持っているのかわからないけど、 きっと花咲く日が来るよって、先生は言ってくれてるのかな。
良い香りに包まれて、ママに優しくタッチされる子ども達は、 穏やかな表情で身を任せていました。
今年の曲は、アン・サリーさんの
『のびろのびろだいすきな木』
みんなみんながすき
ひとりひとりがいきをしているから
お~きなお~きな木
そらにむかっていきをしているよ
木がぐんぐん空に伸びて行く様子をイメージしながら、 タッチング。
先生からの様々なメッセージを受け取り、 みかんぐみの子ども達みんなが、 じぶんはじぶんでいいんだと思えるように、 手助けをしていきたいなと改めて思いました。
今回も医師、ヘルパー、 ボランティアの方々にたくさんお世話になりました。
イベントの回を重ねるごとに、ますます頼もしい存在の皆さん。 本当にありがとうございます。
HPやチラシを見て、ボランティアに参加して下さった皆さん、 ありがとうございます。またぜひ子ども達に会いに来て下さい!