「社会貢献セミナー2023」登壇│2023年2月


2月2日に開催された【社会貢献セミナー2023 ~「持続可能な社会」の実現に向けた企業と NPO の協創を促進するために~ 】(社会福祉法人中央共同募金会様主催)に、NPO法人みかんぐみより代表理事、理事の2名で登壇しました。

「誰一人取り残さない社会のために」というテーマで、活動内容や企業領域へ期待を寄せていること、また、赤い羽根共同募金「重症児等とその家族に対する支援活動応援助成」の採択事業「医療的ケア児・重症心身障害児等とその家族を支援するための看護職を増やす事業」のご報告等についてお話させて頂きました。この場をお借りして、ご寄付を頂いた皆様に感謝申し上げます。

セミナーを通じて、「企業とNPOの協創」のためのポイントとして以下を学びました。

  • 企業とNPOの立場の違いがあれど、深いコミュニケーションを取りながら、互いの強みを理解して、方向性や想いを共有できること。
  • 対等な関係性で、議論を重ねながら共に作ってゆくこと。

それぞれの立場を乗り越えて、課題を共有し、強みを持ちより、よりよい社会を作っていくこと。私たちの活動だけでは、社会へ与えるインパクトは限界があります。一方で、「企業だけで出来ることには限界がある」というお話も、企業の方からお伺いしました。

また、経団連様のご発表の中で、「社員の社会貢献活動」を支援する企業が92%。その理由として3年前から50%上昇した項目が「社員の課題発見力や社会課題に対する感度の向上」であるというデータのご紹介がありました。ゆえにプロボノ活動への関心の高まっており、企業の社会貢献活動の傾向も時代とともに変化していることを学びました。(社会貢献活動に関するアンケート調査/経団連企業行動・SDGs委員会/2020年5月~6月)

見落とされがちな社会の課題に向き合うNPOとして、社会に貢献できることとは何か。考えていきたいと思います。

登壇者の皆様とは会場でご一緒させて頂いたこと、大きな刺激と学びに溢れた大変貴重で光栄な機会でした。

改めましてありがとうございました。