第三回防災ワークショップ開催|2022年12月


今年7月から三回にわたり開催してまいりました防災ワークショップ、今回で最後の開催となりました。今回も北海道から沖縄まで全国からご参加いただいただけでなく、支援者・行政担当者にも沢山ご参加いただき、より具体的な議論を進めることが出来ました。

NPO法人体験型安全教育支援機構 清永先生

 今回も、NPO法人体験型安全教育支援機構様より代表の清永奈穂先生をお招きし、具体的な避難の課題を整理することが出来ました。実際に避難する上で想定される困難や、複数避難所の確認の必要性など、まだまだ個人としても十分に備えることが出来ていなかったことに気付くことが出来ました。また、医療的ケアなどが必要な重症心身障害児が避難所で何を必要としているかを支援者の皆様にお伝えできたことも大きな成果であったと感じています。

グループワーク

 多くの問題があり、解決の為に何が出来るかまでは限られたワークショップの時間内では、議論しつくせませんでしたが、今のままでは避難できないという問題意識を共有することが出来、今回のご縁を活かして関係者と継続的に議論をすることとなりました。議論の結果を皆様とも共有できるよう、またご参加いただけるようなイベントを考えてまいりたいと思います。ご協力、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!!

講師をお引き受けくださいました清永先生、三回にわたるワークショップの講師をお引き受けくださっただけでなく、今後のご指導ご助言についてもご快諾いただきありがとうございます。要支援者も生き残れる仕組みの構築を目指して今後ともよろしくお願いいたします。
また、いつもご支援くださるボランティアの皆さま、今回も会場設営やワークショップ中のサポートなど、様々なご協力ありがとうございました。

※このワークショップは、杉並区社会福祉協議会 令和4年度 地域福祉活動費として助成を受け実施いたしました。