「ピアサポ」立ち上げ支援note_1


2年間の杉並区との「協働提案事業・ピアサポート事業」を経て、今年度からは区の委託事業として「ピアサポート」を杉並区で実施しております。おかげさまで、今年の初めに発行した、「ピアサポート交流会のつくり方」も反響をいただいております。(こちらからお申込みいただけます)

みかんぐみでは今年度もう一つの取り組みを始めています。
それは、各地で「ピアサポート」の場を作りたい、広げたいと思ってらっしゃる皆様に、我々が経験したことをお伝えし何かしら役立てていただこうという活動です。名付けて「ピアサポ立ち上げ支援」と呼んでいます。今後、立ち上げ支援の活動の様子も、HPで掲載していきたいと思います!

毎月1回程度、希望者向けにオンラインでMTGを行い、現状と課題をふわっとしたものではなくそれぞれの皆様が見える形にしていくお手伝いです。さらにどうしたら課題解決につながるか、行政と共に作り上げていくことのメリットもお話の中で一緒に考えています。
さらに、ご希望があれば無償で現地まで飛び、行政と皆様の話し合いの場でみかんぐみの経験をお話しさせていただき、行政の方にイメージを持っていただくことも行っております。
前回鹿児島に言った記事はこちらです。


その鹿児島のcoconowa様に、立ち上げ支援を受けてのご感想をお伺いしました!

みかんぐみ(以下みかん):coconowa様の活動内容を教えてください。
coconowa様(以下coco):鹿児島市を中心に、大きくは3つの柱で活動をしています。①医療的ケア児、病児、障がい児ママの交流会(オンライン・対面) ②医療的ケアや障がい、病気の有無に関わらず色んな親子が参加できるイベント ③胎児診断を受けたママへのピアサポートリーフレット配布

みかん:すでに保健センターを借りてのピア交流会はされているとお聞きしましたが、「ピアサポ立ち上げ支援」を受ける前、困っていた、悩んでいたことは何ですか?
coco:代表の私の想いで走ってきた感があり、しっかりと仕組みを作っていけないかと悩んでいました。主には、団体運営の形や、保健師との連携、講師の方への謝礼などの資金面です。

みかん:「ピアサポ立ち上げ支援」を受けてみてどうでしたか?
coco:はい。まずは自分たちの今を書き込めるシートをいただき、メンバーと一緒に記入していくことで課題が明確になってきました。最初に記入したときには、大枠しか書けなかったのですが、みかんぐみの方に状況を視覚化し細かく指摘していただいたことで、話し合いが具体的に進んだと思っています。頭ではわかっていたつもりでも、漠然としていることが多いのだと気が付いたことと、coconowaをどうしていきたいかがより深く腹落ちしました。

みかん:オンラインでのMTGを経て、実際にみかんぐみ代表が鹿児島に伺いました。
coco:遠方で来ていただくのは…と遠慮がありましたが、代表理事の村さんに来ていただくことがきっかけとなり、市議も非常に協力していただき、結果的に行政の方も併せ大勢の方に参加いただける場をセッティングできました。またメンバーの士気もさらに上がったと思います。

みかん:対面の場を経て、どのような変化がありましたか?
coco:鹿児島市の職員の方、市議にもcoconowaの活動に積極的に入っていただけるようになりました。新しく1か所、交流会ができる保健センターも増えたんです!!

みかん:coconowaさんの熱い想いが多くの方を動かし、形になっている様子、我々も嬉しいです!今後の展望をお聞かせください。
coco:協力体制をしっかりと築き、市と協働でピア交流会を開催できるまでになるといいなと思っています。

みかん:ありがとうございます!予算の課題なども残っていると思いますが、いつでもまたご相談ください。
引き続き応援しています!!

みかんぐみでは、各地での取り組みの後押しに、現地にお伺いし行政との懸け橋になるべく経験をお話しすることが可能です。今年度はモニター期間として、皆様方のご負担はありません。
ご興味がある方は、お問い合わせください。
▶問い合わせ先 info@mikangumi.com
▶必要事項 お名前、所属、ピアサポート交流会の実績状況(検討中、開催中など)、立ち上げサポート希望の具体的内容