NPO法人体験型安全教育支援機構様より代表の清永奈穂先生をお招きし、第二回防災ワークョップを開催いたしました。平日にも関わらず、当日は、当事者ご家族、支援者、一般の方を含めて20名の方にご参加いただきました!また区役所からは防災課、保健福祉部管理課の職員の皆さま、民生委員の方、天沼小PTAからもご参加いただき、総勢40名の賑やかなワークショップとなりました。非常に実りある議論が出来、次につながるワークショップとなったと感じております。ご協力、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!!
この防災ワークショップは三回シリーズ。
第二回の今回は、避難所までの避難について皆で考えました。杉並区では、呼吸器使用者または希望される方について、個別避難計画を担当保健師さんと相談し、作成できる仕組みがあることなどについて、ご紹介いただきました。
しかしながら、会場からは、「机上の検討だけでは不安、本当に避難所までたどり着けるのか」、「避難先で電源が確保できるのか」、「避難先で本当に受け入れてもらえるのか」など、様々な不安の声が上がりました。
支援者の方からもお話を聞くまで、何が必要か全く知らなかった、このような会が定期的に開催されることが必要だと、声をあげていただけました。
重症心身障害児・者だけでなく、その他の障害を抱える方、外国の方など、現状の避難想定から漏れているのではないかと考えられる方々を含め、誰一人取りこぼさないための避難訓練の必要性を会場皆で共有することが出来たと感じます。
みかんぐみとしても、皆様の思いを受け、避難訓練実現に向けて取り組んでいきたいと思いを一つにいたしました。
次回第三回は、12/2です。次回は、避難所生活の問題点について、皆で考えていきます。第一回、第二回のアーカイブ配信は、お申込みいただきました皆様に共有させていただきます。これからお申込みいただく方も視聴可能です。
みかんぐみ会員以外の方にもご参加頂けるイベントですので、ご関心のある方は以下Peatixサイトよりお申込みください。
https://mikangumi2022bousai3.peatix.com
講師をお引き受けくださいました清永先生、どうもありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。
また、いつもご支援くださるボランティアの皆さま、今回も会場設営やワークショップ中のサポートなど、様々なご協力ありがとうございました。
※このワークショップは、杉並区社会福祉協議会 令和4年度 地域福祉活動費として助成を受け実施いたしました。