ピア事業振り返り研修実施


2020年度、杉並区との協働事業としてスタートした「ピア相談事業」。
コロナ禍で予定通りには進まず、先が見えない不安に駆られることもありましたが、みんなでアイディアを出し合い、当初予定になかった地域保健師との交流会の開催なども含め、振り返ってみると満足度の高い一年となりました。

先日は、講師をお招きし振り返り研修を実施。
ピアスタッフが全員集まり(オンライン参加者も)、それぞれの想いや感想、次年度への改善点などを話し合いました。やっぱりみんなであって意見を交換し合う場は良いものです。自分一人では気が付けなかった点、多様な意見に触れることでそれぞれがしっかりと振り返りが出来たと思います。

講師の飯田先生
参加者も一緒に話し合い

一年が過ぎて、ピア交流がもたらすピアスタッフ側、行政側への影響もわかってきました。最初は「自分たちの経験がお役に立てれば…」という意識も多かったピアスタッフたち。交流会を通して、自分の過去に向き合うことで過去の自分を認めてあげられたという意見も多かったんです。
また、行政側からは今後解決していくべき行政の課題点が浮き彫りに。さらには医療的ケア児に触れ合う機会がまだまだ少ない保健師にとっても、学びの場となっていたことがわかりました。

グループワークで振り返り

みかんぐみだけで取り組むのではなく、行政と連携していくことの意義がより深く感じられた一年でした。

ピア事業は来年度も継続していきます。
今年度の反省を生かし、さらにブラッシュアップした事業展開を目指していきたいと思っています!

各グループで話し合いの内容を発表