親子相談会を開催しました 2018年12月


今年度、NPO法人てんぐるま様と一緒に取り組んでおります「すぎなみ心のバリアフリープロジェクト」。

これまで、成人された障害当事者の方のお話や、お母様との対談、シンポジウムなどを実施してまいりました。

 

そして第4弾は、親子相談会ということで、保護者の皆様が不安に思っていることを、ざっくばらんにお話しする会を企画しました。
みかんぐみメンバーはもちろん、杉並区外からもご参加くださった方々も。

 

テーマは、「現在・将来の不安や困っていること」。

 

内容はそれぞれですが、

『親亡きあと』に不安を感じている親が多いようです。

 

障害当事者で独り暮らしをしているゲストの話は驚きが多く、

① 親が限界まで面倒を見る、

②「いい」施設を探して、あとは全部任せる、

以外の選択肢が持てたのはいい変化でした。

 

 

他に印象に残った言葉は、

「10年前と今では制度も人々の意識も違う。だから、10年後を心配しても、しかたない」

「1ヶ月後どうしようか考える方が楽しい」

「どうしたらいいか分からなくても、『これがしたい!』と人に話していると、情報が入ってきたりする」

などです。

 

福祉の制度は、時代とともに大きく変わる。変わっている。

どう、変えていきたいか、当事者が声をあげていくことが大切だと改めて感じました。

それは、みかんぐみの存在意義のひとつでもあります。

 

とは言え、気がついたら、自分で自分に制限をかけてしまって、あきらめている状態だったりしませんか。

でも、何にも制限なんてなかったとしたら?

あったとしても解消できるとしたら?

そうしたら、どんなことがしたいでしょう?

 

周りの協力を上手に得ながら、

夢をどんどん叶えていきましょう。