3月4日(日)今回で3回目となる、カフェトークを開催しました。
ファシリテーターは今回も、一般社団法人ISP(https://i-suginami-project.org/)様です。
「子どもの権利」という大きなテーマだったので、
思い浮かべる事柄は人それぞれ。
各人が、話し合いたいテーマを紙に書き、それについて話し合いました。
5人テーブルなら、5つのテーマ。
席替えをしてもう一回話したので、10個のテーマで話し合ったことになります。
・何が子どもの権利なの?
・やりたいことが伝えられない子どもの権利を満たすには?
・やりたいこと、に親や世間の押しつけが入っていないか?
・障害のある子のきょうだい児の権利
・子ども、パパ、ママ、祖父母など、家族それぞれの権利
・権利を守ってもらうための活動
などなど
結論を出すのは難しいテーマもありますが、そこはカフェトーク。
正解を決めるのが目的ではなく、考えを深めあうのがゴールだから、いいんです。
途中、ゲストからお話を伺うこともできました。
杉並区内で、車椅子で一人暮らしをしている方です。
「一人暮らしをしてみて、助けを求めよう、と意識するようになった。
助けを求めれば、案外誰かが助けてくれる。
親は、『この子にこれは無理だろう』と最初から諦めないで、『こういうことをやらせてみたいけど、どうしたらいいだろう』と人に相談してみてほしい。」
というお話が心に残りました。
日々のケアも大変な中で、諦めてしまうことも多いのですが、試してみるって大切ですよね。
会場でも、みなさん、頷きながら聞いていました。
当事者のお話は、なんというか、胸に迫り、たくさんの苦労があったことも感じましたが、同時に、勇気をいただいたように思います。
一方、子どもたちは、こんな風に楽しく過ごしていました。
ウクレレの演奏に合わせて手遊びをする声も聞こえて来ましたよ。
普段、子どもの世話に追われがちな私たちが、じっくりと話をできるのは、こうして子どもたちを楽しませてくれている、ボランティアさんたちのおかげです。
貴重な時間をありがとうございました。