岡山県津山市で活動されている「津山手をつなぐ親の会」様が開催している「あいうえお会」の1月の定例会にお邪魔してまいりました。
津山市の「あいうえお会」は、重症心身障害児・医療的ケア児とその家族の会で、もともと行政の方から「津山手をつなぐ親の会」様へのご相談がきっかけで始まったそうです。毎回、美作保健所・市の保健師さん・市の障害福祉課の方も参加され、当事者家族と地域・関係機関が連携した活動を続けてこられました。
Instagramでも、さまざまな活動が紹介されています!
今回は、津山消防署の方を講師にお招きして救命救急についての学習会とランチを囲んでの交流会でした。会場である「どんぐり工房」の皆様、岡山県重症心身障害児(者)を守る会様、地元新聞社など、さまざまな立場の方が集い、あたたかな雰囲気の中で行われました。
交流会の前半では、心臓マッサージやAEDの使い方、119番通報時の伝え方について、実践を交えた講習会が行われました。

また、「もしも我が子が救急搬送された時、冷静に情報を伝えられるか不安」という保護者の声をきっかけに、あいうえお会さんが行政や消防署と何度も意見交換を重ねて作成した「緊急時医療情報カード」もお披露目されました。救急時に必要な情報をあらかじめ記載しておくことで、救急隊員へスムーズに情報が伝わり、迅速で適切な対応につながります。私たちにとっても、大変参考になる取り組みだと感じました。

※交流会で紹介された「緊急時医療情報カード」については、津山市公式サイト
「緊急時医療情報カード」を活用しよう!でも紹介されています。

後半は、各自の近況報告を交えながらランチを囲んだ交流が行われ、当事者同士が思いを共有しあえる和やかな時間となりました。
毎月同じ場所で仲間が集って話ができる場である「あいうえお会」は、当事者家族の孤立を防ぐ大切な場で、行政の関わりがあることで困りごとも共有され、地域全体で当事者家族を見守り支え合う素晴らしいお取組みでした。
みかんぐみとしても、今回の視察を通じて学ばせて頂き、行政と連携した取り組みが各地域で広がっていくことの大切さを改めて感じる機会となりました。
あわせて、交流会場でもある特定非営利活動法人どんぐりコロコロ様の運営する生活介護施設「どんぐりぽちゃぽちゃ」も見学させていただきました。こだわりの入浴施設は広くて快適そうで、ワンフロアで広々と活動できるスペースはとても魅力的でした。地域にある資源をどのように活用し、形にしていくかを実際に拝見することができました。

あいうえお会の皆様、どんぐりコロコロの皆様をはじめ、今回お会いした皆様とのご縁に感謝申し上げます!
※ピアサポート立ち上げ支援は、令和7年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業の助成を受けて活動しています。

