2月9日(日)、空気は冷たいながらも、よく晴れて気持ちのいい天候の中、みかんぐみ初となるバスツアーに行ってきました。いちご狩りに餅つきにバーベキューって1日でそんなに色んなことができるの???と思いながら参加しましたが、しっかり全部楽しめちゃいました!
今回は、親子はねやすめさんの企画にご一緒させて頂きました。はねやすめさんには、昭和記念公園のバーベキューイベントで何度もお世話になっているのですが、いつも素敵な非日常を経験させてくれます。準備ははねやすめさんに全部おまかせで、みかんぐみの子どもたちは、防寒対策をして連れて行ってもらうだけで、たくさんたくさん楽しめました!




リフト付きの大型バスに乗って、栃木へ。まずは、いわふねフルーツパークでのいちご狩りです。
ハウスの中に入ると、真っ赤に育った大粒のいちごがたくさん!大人も子どもも大興奮です。つい買ったらいくらになるだろう?と考えてしまうのは大人の性(サガ)ですよね。大きいのより小さい方が味が濃くて美味しいよ、なんて情報交換し合いながら、どんどん摘んで行きます。いちごを摘むのはほとんど力が要らないので、子どもたちも手を伸ばしてイチゴを摘めました。「できたーやったー」早速甘くて美味しいイチゴにがぶり。ペースト食の子どもたちには、車椅子に乗せた電源を使ってミキサーが使えるメンバーが、全員分のジュースを使って配ってくれました。大人が飲んでもめちゃくちゃ美味しい。つみたてイチゴ最高でした。










再びバスに乗り、佐野市閑馬町にある星野農林さんへ移動して、今度はお餅つきにバーベキュー。年季の入ったうすがかっこいいです。子供たちも順番にお餅つきをさせてもらいました。「よいしょー」の掛け声が響きます。ペッタンペッタン。がんばりました。

たくさん窯を準備して、餅米を炊いたり、豚汁を作ったり、お肉を焼いたりとごちそうを準備してくださり、美味しくいただきました。この日に炊いた餅米はなんと120合とのこと。



子どもたちはしいたけ狩りもしました。立派なしいたけで、バーベキューでしょうゆをかけて焼くと絶品でした。噛むと汁が溢れて、椎茸スープのよう。おみやげにもたくさん頂きました。


雪が残る里山で、きょうだい児は雪合戦も繰り広げました。

寒さ対策でビニールハウスを設置して下さったり、車いすの子供たちが横になれる休憩スペースとしてご自宅を開放して下さったお陰で、とても快適に里山での時間を満喫することができました。
たくさんの方のご協力で、楽しい時間を過ごすことができました。親子はねやすめ様、星野農林様、閑援隊様、いわふねフルーツパーク様、ボランティアスタッフの皆様、ありがとうございました!
また、今回私たちを杉並区から栃木県まで運んでくれた宮園自動車様のバスは、大塚商会ハートフル基金様の助成で手配をさせて頂きました。車いす6台と家族とボランティアさん約30名が一緒にワイワイと旅が出来たことも、貴重な思い出となりました。心より御礼申し上げます。
最後に、参加者からの感想を一部ご紹介させて頂きます。
- バスで連れて行ってもらえるって、楽しかったし、楽だった!運転も丁寧で乗り心地も良かった いちご狩りや餅つきは、自分では子どもにやらせたことがなかったので、このような機会をいただいて感謝しています
- まずバスで移動することがそんなに多くないので新鮮そうでした!いちご狩りもバーベキューもお餅もミキサーで美味しくいただけましたし、特にいちごは贅沢なフレッシュジュースで舌でも味わい嬉しそうにしていました。
- 貸切バスは良かったと思います。親が1人の場合、自家用車だと吸引等で停車が必要だし、貸切介護タクシー手配は遠出は厳しいなどハードルがあがります。貸切バスだとその辺がカバーされるのではないでしょうか。
- 素晴らしいおもてなしをありがとうございました。 準備から当日、後日の片付けまで大変な労力だったと推察いたしますが、そのおかげで家族みんなでリラックスして楽しむことができました。都会生まれの我が子にとっては里山体験は非常に貴重であり、大勢の方の心を感じられる1日となったと思います。また是非伺いたいです。