「聴き合いの場」カフェトーク 2017年2月


2月初めの週末に約1年ぶりとなる「カフェトーク」を実施致しました。

カフェトークとは、お互いがお互いを「聴き合う」場であり、普段なかなか自分を見つめる時間が取りづらい私たちにとって、改めて自分を知る、相手を知ることのできる機会でもあります。
親同士がトークをしている間は、協力スタッフの皆様が子ども達を見守ってくださいます。親はそれぞれ、託児カードを作り、体の特徴や注意してほしいことなどをお伝えし、万全の体制でカフェトークスタートです!

今回もファシリテーターは一般社団法人ISP様が引き受けてくださりました。
杉並でたくさんのつながりを生み出してきた手法はさすがです。
4つのグループに分かれ、コーヒーなどで一息入れつつまずは自己紹介。

この自己紹介がとても変わっていました。

「うそつき自己紹介」というものです。
・私は○○です
という紹介文を3つ各自が作ります。
○○にはどんなことを書いてもよいのですが、本当のことは一つだけ。
そして他の参加者からの質問タイムを受けます。
いかにウソがばれず全部本当のように思わせるか!が知恵を絞るところです。
・私は熊本出身者です
という紹介文に対し、
「名物はなんですか?」という質問。
スラスラーと名物を答える姿は、まさに熊本出身者ぽい!
が、実はご主人が熊本出身者だった…。
本当ではない文を入れることで、よりその方や周りのことがわかるというとても面白い自己紹介でした。これでトークの準備はバッチリです👌

今回のテーマはずばり「困りごと」。

些細なことから深いことまで、どんな事でもOK。
各テーブルについてくださっているファシリテーターを中心に、相手の困っていることに耳を傾け、一緒に悩んだり、私だったらこうするかな?と伝えたり…。
何より、「困りごと」を書き出すことで、自分はこんなことに困ってるんだ!と認識できますし、それを聴いてもらえる安心感があります。

子どものこと、病気のこと、将来への不安から効率の良い家事、愚痴まで様々な話が各グループで飛び交っていました。
このカフェトークは、結論は求めず、お互いに聴き合う中から心を解放していくものです。
話が進んでいくにつれ、参加者の顔が緩んでリラックスしているように見えました。

子ども達はというと、
リトミックの先生とスタッフさんとともに音楽遊び♪
カラフルな布地やバルーンにも夢中です。
途中で紙芝居(スタッフさんが自主的にご準備くださいました!😻)も読んでもらって楽しいひと時をこちらも過ごせたようです。

 

 

最初は子どもの様子が気になっていた親達も、楽しそうな様子に一安心。
とてもありがたいですね。

「気がついたらここ半年くらい、ママではなく私個人として大人と話していなかったことに気がつきました。とてもよい時間でした。」
「皆さんのいろんな話を聞いてリフレッシュできました!」
と、クロージングトークでは前向きな言葉が聞かれ、ISP様をはじめ子どもたちを見守ってくださった皆様に感謝申し上げます。

今年度のみかんぐみイベントは終了です。
4月からも楽しいことをみんなで。
悩み事も嬉しい事もみんなで。
分かち合っていきたいと思います。